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今日、姑と一緒に美容室に行った義姉は、機嫌良く帰ってきた。朝早く出かけるために、ご飯を食べようとした姑は、炊きたてのご飯を見て、何かを思い出したらしい。久々に仏壇に供えたという。最近は私が毎日夕食をおかずやミルクなどと一緒に備えているのを忘れているのかも知れない。義姉は姑の話を聞いて、 「しっかりしてきたなあ」と言っていた。 でも、私は最近とみに姑の忘却事項が増えているのを知っている。先日、インフルエンザの予防注射の通知が来た。毎週1回姑が行っているディケアは病院なので、行っているときに診察をしてくれて、薬も出してくれる。だから、予防注射も、わざわざ別の病院に行かなくてもしてくれるはずなので、ディケアで予防注射を受けることを勧めた。すると前後してディケアからも、予防注射の希望を聞いてきたので、受けることにした。 ディケアは、認知症のための制度なので、本人には決して薬を渡すことはしないし、お金も持たせてはいけない。すべて家族がその手続きをしなくてはならない。金曜日に予防注射の申し込み票をお迎えの介護士さんに渡した。姑はお金のことを気にしていたが、お金はすべてまとめて1ヶ月分請求が来るから持って行かなくて良いということを、私は何度も何度も説明をした。ようやく姑は納得をしたように思えた。 夕方帰宅した姑を迎えたら、送ってきた介護士さんが、「これを預かっているので」と、私に封筒をくれた。インフルエンザの代金だった。しかも、キチンとではなく、おつりが必要にまでなっている。姑は、今までの生活習慣の中から、申し込みと一緒に代金を払うものだと思いこんでいたのだろう。 問題はその後だった。姑は自分がお金を持って行って介護士さんに渡したことをきれいに忘却していた。私がお金を渡したと思いこんでいたのだ。だからそのお金は私のお金だとおもっているのだ。「ここに入れておくから」と水屋の箸を入れるところにお金の封筒を入れようとしたのも以上だった。私は「それはお義母さんの財布の中に入れておいてくださいね」と言ったが、最後まで、「私は絶対に出した覚えはない」と腑に落ちない様子だった。とにかく姑の財布に収めたものの、この時も姑が嘘をついているようには決して思えなかった。 以前にも夜者を確かに食べていながら、次の日には「絶対に食べていない」と言うのは良くあった。ある日、そのことに気付いた虎ちゃんは、夜食べていたプリンのカップを証拠として見せてくれたくらいだ。 そう言えば、今週の夜2回ほど、眠剤をもらっていないと言うことがあったが、それも次の日には全く記憶にはない様子だった。 神経科の主治医の話した、対面で話しているときは認識度80%であまり異常を感じないのだが、過去のことは認識度が50%となって忘却していくというのは、まるで泥酔しているときの状況だと思った(;^_^A |
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